悠々と急ぐために・・・

“Festina Lente”

「いい演奏」ってなに?

「いい演奏」と、そうじゃない演奏を区別する境界線というのは、定義として明確化することはとても難しいけれど、アウトプット、つまり結果としての演奏を聴けば、決定的に断言できるというところがなかなかおもしろいなと思う。 唐突にスミマセン。 先週末…

「医療観光」考、もしくはあるべき日中関係、あるべき「日本の医」について

前略 久し振りのブログ更新。いくらなんでも1年に1回はヤバいよなあとか思いつつ以下、例のとおり自由に記します―― 爆買い現象の波及効果でしょうか、最近また中国から医療や健診でのツアー問合せが多くなってきました。そこで某大学病院付属の健診センター…

原発考 ~原子力委員会メルマガへのコメント

月に二度ほど配信されてくる「内閣府 原子力委員会」のメルマガの前回配信分コラム記事にしばらく考えさせられました。こういう組織の人がこの程度の思考(の浅さ)でいいのか。あるいは当方の読解力の問題か・・・ 実はよく整理しきれていないのですが、先…

日中関係考(2) 「時代と人と運命と」

微力ながら応援している舞台女優の神田さち子さんの中国残留婦人の一人芝居「帰ってきたおばあさん」について、中国の映画監督(兼、北京電影学院教授)、王乃真(ワン・ナイジャン)先生がドキュメンタリー映画を撮影しているお話は、かねてから神田さんよ…

「先ずは発信ありき」と言いますが・・・  「第12回国際コミュニケーションマネジメント研究会」より

一昨日、「特定非営利活動法人 グローバル・ヒューマン・イノベーション協会」主催の掲題研究会に参加。 http://www.ghia.or.jp/icmp/162.html プログラムをご覧のとおり今回は一貫したテーマがないのかと思っていたら、一本ピンと貫くものがありました。コ…

日中関係考

中国ビジネスでは大変著名なさる御仁と縁あってランチをとりながら、日中関係の歴史から現在の日本、中国の立ち位置、あるいは広く国際情勢まで、ご意見を賜わりました。 この御仁(仮に某先生と呼ばせていただきます)、総合商社にて中国総代表を長年務めら…

医療通訳考――医療通訳における「市場性」について

※本稿は趣旨の性質上、少々カタメの文章であり、ブログにしてはやや長文になりますが、それでもご興味ある方はどうか心してお目通しください。 一昨日(3月14日)六本木にて、観光庁主導で2010年から稼働している「医療観光プロモーション推進連絡会」の「医…